那須高原のおいしいミルクを生産
ウェルシーファームの仕事は消費者に喜んでいただけるおいしい牛乳を生産する事です。農場は那須高原の雄大な自然に囲まれ、夏は涼しく、春にはツツジ、秋にはリンドウなど四季の変化に富んだ恵まれた大地は人にも乳牛にとっても快適な環境を提供してくれます。元気いっぱいの乳牛たちから毎日たっぷりのミルクを搾ることができます。

酪農部門
搾乳
【12:00→ 20:00→ 4:30→】
農場で行われるすべての行為の最終結果が搾乳です。母牛が仔牛を産むことでミルクが得られます。搾乳はとても大切な仕事となります。
ロータリーパーラーの長所はどの牛も自主的に搾乳プラットホームに入ってくることで搾乳作業が迅速に行えることです。牛を追い込む手間がかからないだけでなく、牛に不安を感じさせずに乳搾りができます。搾られたミルクはパイプラインで処理室へ送られ、熱交換器で瞬時に4℃に冷却されミルクの鮮度が保たれます。
新しい時代へチャレンジ
第三農場ではロボット搾乳システムを取り入れ、作業をより効率化すると同時に作業の流れを正確に実行できる環境を作り上げました。
給餌
【6:00→ 8X 】
牛の胃は休みのない発酵装置のようなものなので、飼料の給与はスケジュール通りに、さらに給与量を正確に計量して行います。飼料の変化は体調の変動、強いては乳量の変化につながるので、飼料の在庫管理も重要な仕事です。
育成
【6:00→ 】
毎日生まれてくる仔牛の管理を任されるのは大変なものです。でも愛くるしい仔牛に毎日接することができるのは動物好きな人には特権です。哺育施設をきれいに清潔に保つことが主要な仕事ですが、より重要なのは行動をよく観察して仔牛の変化を見逃さないことです。ロボット哺乳機は24時間対応で管理者の手助けをしてくれます。
カウコンフォート
【 ALL DAY 】
重労働を強いられる「繋ぎ飼い式牛舎」から開放され広々として換気のよいフリーストール牛舎へと酪農形態を変えることができたのは、ロック・スタンチョンの発明のおかげです。待ったなしの繁殖成績が農場の利益に直結するため、個体管理を簡単に行える装置が欠かせません。スタンチョンの機能は必要に応じていつでも牛を保定することが可能で、今では観察、検査、治療が個別に迅速に行うことができるようになっています。スタンチョンさえあれば一瞬にして「フリーストール牛舎」が「繋ぎ飼い牛舎」に変身して個体管理がし易くなるのです。
管理されるとき以外は牛は広い空間を自由に行動することができます。また行動することによって万歩計でアクティビティを遠隔監視し、AIのタイミング決定や病気の発見にも利用できます。